徒然呟きNo.3

2005年9月12日 日常
日向と日陰

春先のポカポカした太陽が好き。
雪解けと共に顔出すふきのうとう。
春の風の香りを感じながら
舗道を歩くのが好き。

ギラギラ焼き付ける暑さの中。
太陽に向かって精一杯、背伸びして咲いてる向日葵が好き。
真っ青な空と真っ白な雲のコントラスト。
木陰に座り爽やかな風を全身に感じるのが好き。

チラチラと落ちたイチョウの葉の上を
歩きながら・・その音を愉しむのが好き。
一年の中で一番、物思いに耽れる秋の夜が好き。
でも、隙間風が心の中を吹き抜け、寂しくなる秋の夜は嫌い。

朝起きて・・あたり一面が白銀の世界に変わったのを見るのが好き。
誰も通っていない雪道を歩いて後ろには
自分の足跡だけが連なっていてそれを見るのが好き。
でも、心が凍るように冷たい冬の夜は嫌い。

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凄く当たり前の些細な事でも、頭の中で理解していても
それが、一度でも胸にひっかかるとなかなか取れない。
また真っ黒な塊が、襲ってくる瞬間なのかもと怯える。

怯えた私は、怯えていないフリをする。
そうしないと大地に足を着けていられないから。
踏ん張れないから。
ギリギリまで薬を飲むのを我慢する時もある。
自分と自分を戦わせてみる。
中々、決着なんてつかない。
それとは、逆にすぐに薬を飲む時もある。
早く薬が効いて!心の中で叫ぶ。何度も叫ぶ。

叶わない事だと知っているのに。
生涯、ずっと背負うと決めたのに。
自分で決めたのに。。ね。
小さな声で囁く私。

この先、棘の道で血まみれになったとしても
歩き続ける事だけは・・諦めない。
最期の終着駅まで・・
ゴールのテープを切るまでは。

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