ISBN:4902088843 単行本 雨沢 泰 アーティストハウス 2005/08/30 ¥1,470

泣けましたよ。
夫婦生活が当たり前になっていた仕事人間の
ご主人が、ノアにアドバイスを受けながら
奥さんに再び恋愛感情・・
そして結婚に繋がって行く物語。
作者の表現力は、人の心を強く引き付けるようです。
切なくもあり、本の世界に溺れ
自分が主人公の気分になれました。
とても穏やかに読める一冊です。

********************************************

母から電話があった。
もう限界で泣きながら話した。
ただ、ただ、大丈夫だから
との言葉だった・・。

言われている事は、理解できる。

でも、それに伴う精神状態でもなく
行動もとれない。

親不孝な娘ですみません・・。m(__)m

みんなを幸せにしたかった。
今でもその気持ちは、変わらない。
大切な家族、友人、知人・・
私と出逢った全ての人が、幸せに
なれる事を想い続けています。

どうか、私のようにならないで下さい。
どうか、素敵な人生を歩んでください。

きみに読む物語

2005年10月5日 読書
読了です。
ココロが不安定でも
とても読みやすい本でした。
恋愛小説は、久しぶり。
何度も切なくなりました。
その度に涙が、溢れ文字が・・霞んで見えました。
今、DVDのレンタル開始されていますが・・
きっと、私はそのDVDを見ることは、ないと想います。
本の世界でこの物語は、私を満たしてくれたから。
私のイメージをDVDで壊されたくないから。

今度は、この本の続編を読み始めます。
いつから、読み始めるから決めていないの。
読むのが勿体ない気もするし・・
今回の作品以上の想いに裏切られるかもしれない
不安もあるから。

今は、夕食後の薬がとても効いていて。
かなりボーっとしています。
思考回路は、停止されているみたい。
感性のまま静かに呼吸をしている。
理性は?どこかに置いてきた。
拾いに行かないの?うん。いかない。

これから、しばらく。。
この薬の効果・副作用のまま・・過ごすことでしょう。

でも、本を読めるようになって良かった。
まだ、ずっと本の世界の中で過ごす事は
容易ではないけれど・・
いつか、以前の自分のように・・
いつでも本や音楽の世界に飛び込める日が
訪れますように・・・。

血族〈下〉

2005年9月8日 読書
昨日、読み終わりました。^^;

自ら父親の残した製薬会社の社長に身を置き
父を殺害した陰謀者を探し出す事を
心に誓ったエリザベス。

もう私の心は、どっぷりエリザベス自身状態。
楽しめたのですが、ラストが・・。(苦笑
もう一捻りあったら、もっと良かったのに・・。
ちょっと読み終わった後は、裏切られた感じでした。
単行本 町沢 静夫 佼成出版社 2001/02 ¥1,470

読み終わりました。
この本の特に前半部分に出てくる言葉・・
「アイデンティティー【identity】」
意味(大辞林参照)

自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。

「自分探し」の旅のゴールは、
私にとってまだまだ先になると思います。
でも、あとがきに書かれていた

『自分を甘やかして行う自分探しの先には、大きな
落とし穴があいていることが多いものです。
なぜならば、探す自分は遠い霞のかなたにいるのではなく
じつは目の前にいるからです。
私達は現実の自分を認め、そこから、ひとつずつ実行
できることを行っていかねばなりません。
今ここにある現実を一生懸命生きた結果、
私達の自己実現は可能となるのです。』

『困難の先にこそ喜びが待っているのです。』

この文章には、とても共感できます。
ただ、本の中でも沢山の患者さんの例を取り上げ
書かれていましたが・・。
著者の考え方は、なるほどと納得させられる事が
多かった反面。
書かれていることは、頭で理解できる・・
でも、それを現実の世界で蹲ることしかできない
人間には、とても過酷な課題にも思えました。

この本は、読む側の精神状態によって
捉え方が、かなり変わるような気がします。

ちなみに私は、今の時期に読んで良かったと思います。
今の不安定な心境。
逃げる事の出来ない現実問題。
(育児・経済苦・自身の病気・北海道の親族の事)
挙げれば数え切れない程のものが、あると思います。
それは、私だけでは無く・・
誰もが、状況は違えど、背負っている中身も違うけれども
想い悩むと言うのは、同じだと思います。
ですから、自分を特別視するつもりは、
全くありません。

ただ、”諦めない”という気持ちを
この本を通して改めて私の心に焼きついた想いです。

子供の頃から、頑固だと言われ
確かにもともと諦めは、悪いです。(苦笑
でも、それをプラスに変えられたら・・・
きっとそれは、お金では、絶対に買えない
人生の中で最高の宝物のヒトツを得られると信じています。

明日には、今、綴っている事と全く逆の
精神状態に陥るかもしれません。
逆に、もっと穏やかな一日を過ごせれるのかもしれません。
明日の事、一瞬先すら、わからないのが人生です。

ただ、いつも思うのは・・
後悔のない人生を!
堀内 誠一 福音館書店 1977/04

私が、幼稚園の学芸発表会で出演した絵本です。

こおろぎが、最初に出てきてひよこ・ねこ・いぬ・たろうくん
と順番に出逢って行きます。
たろうくんに逢うまでは、「けらいになる」と言うのが
条件で話は、進んでいきます。
最後にたろうくんに出会い。
「けらいなんていやだ」と
「ともだちになろう」というたろうくんの提案で
みんな仲良しというお話の終りになります。

私の役は、最初から最後まで舞台にでっぱなしの
”こおろぎ”役。
男の子と二人でこの役になりました。
立候補なんてしていないので配役は、
先生方が、相談して決めたと思います。

セリフを覚え。
薄茶色のセーターを着て白いタイツをはき
短パンを履き。

緊張して心臓が、爆発しそうだった記憶が、あります。
私は、こおろぎ。こおろぎ。
喋れるこおろぎ。
と、心の中で暗示をかけ。

幼稚園児ということもあり、
セリフを言う時は、真ん中に設置されてあるマイク
の所まで行き、大きな声で言わなければいけません。

両親は、見に来ているし。
社宅に住んでいた為・・知り合いのお父さん、お母さんは
見に来てるし。
早く、終わって欲しいというのが、本音でした。

大体、私は、表に立つのが、嫌いな人間です。
陰で目立たず、物事に没頭するのが、好きな人間なのです。
照明さんや、大道具さん。
そんな役が、良かった。

緊張の中、舞台は、大成功に終わりました。
当時の発表会を八ミリに映して時々、
我が家では、見ていましたが・・
その度に、ここの部分は、もっとこうしたほうが
良かったのにとか・・。
両親になにかと言われ・・苦痛でした。
あれで私は、精一杯頑張ったのだと。
声を大にして言いたかった。
でも、そんな事、一言も言いませんでした。
この人達に私の心境など、わからないだろうからって。

そんな役を私に与えた担任の保育士さんでしたが
私は、その先生が、好きでした。
理由:ほとんど病気で通えなかった私にも優しいかったから。

でも、一番大好きだったのは、バスの運転手のおじさん。
おじいちゃんと言っても良いほどの年齢だった気がする。
でも、私が絵本を読むとニコニコしながら
いつも聞いてくれて。
跳び箱から落ちた時も、すぐに車を手配し
一緒に整形外科までついてきてくれて
「骨折しなかったのが不思議です」とお医者さんに
言われたのを覚えています。

その絵本を読みたいがために
必死で平仮名を覚えました。
父親に「平仮名覚えたいので教えてください」と
頼みました。
自分から頼んだ事とはいえ・・
かなりのスパルタだったと思います。
壁に50音表を貼り、幼児椅子に座らされ
順番に口にだしそれを何度も繰り返し
間違えたら、竹の棒でたたかれ怒鳴られ・・・。^^;
今思えば、そ、そこまでしなくても・・
と思いますが、おかげで平仮名を覚え
好きな本を幼稚園時代から読めるようになったことに
感謝しています。

友達と遊ぶのが、嫌いだったわけじゃなく
本の世界のほうが、面白かったし
楽しかった。
決して教室で一人ポツンとしてたわけでもなく。

熱を出してお布団の中でも本は、読めたし。
あまり読むと余計に熱がでるから止めなさいと
親に何度も言われ。
読むのを止めても、熱で頭がボーっとしていても
私は、一人で本の世界を想い自分が主人公になった
気分でいろんな思いに耽っていた。
それが、とても愉しかった。
その事を誰かに話す事は、ない。

せいぜい、布団にいるぬいぐるみにぐらい。
こうなったら、面白いよね。とか・・
こんな世界にいけたら、ワクワクドキドキだね。
とか。小声で。
ぬいぐるみは、(自分がぬいぐるみになるのだけれど)
望んでいる返答が、かえってくる。

やはり、この頃から、普通の子供では、なかったのでしょう。^^;
どこからが、普通というボーダーラインが、あるのか
未だに私は、理解していないけれど。(苦笑

親から、気が利かない、遅い、精神的に弱い、病弱、消極的
良く言えば、感性豊なのだろうけど・・と
ほとんど、褒められるような子供では、なかったので。^^;

こんな子供時代を送った私が、今、母親という立場に
なっているけれど・・
至らないだらけで・・
実は、親になったことにかなりの懸念を抱いています。

確かに子供達から学ぶことは、多い。
今読んでいる本で・・
自分が愛情を求めているのに子供にその愛情を
与えなければいけないという矛盾
そういう親が多いのだそうな・・。

今、一日時間をずらし3冊の本を読んでいます。
一冊は「血族」の下巻
もう一冊は昨日借りてきた
「王子さまを探す女、お姫さまを待つ男」
”自分探しの落とし穴”
という題名。著者は、精神科医が書かれたもので
もっともらしい事を書いています。
今の所、よくも無く悪くも無く
ただ、題名に惹かれてなんとなく読んでます。

やっと、昨日の薬と今朝の薬の副作用から
解放って感じです。

メッセージを下さっている方々、
ありがとうございます。
レスは、また後ほど。m(__)m

人間失格

2005年8月29日 読書
太宰 治 作

私の大好きな本。作家。
何度、読んだかわからない位。
この作品は、読みました。
読めば、読むほど、伝わる事が増えてきました。
(作者の意図する事と違うかもしれませんが・・)
よく、この作品は、彼の遺書という解釈をされいる方々も
多いみたいですが・・。
私は、人間の奥深い心の部分。
決してキレイな部分ばかりでは、なく・・
逆に真っ黒い塊を言葉豊に表現された作品だと思います。

「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。今は自分には幸福も不幸もありません。ただ一さいは過ぎて行きます。」

中学生の時です。初めて読んだのは。
なんと凄い作品かと・・続けて数回、読みました。

こちらに来てからも、この作品は、読んでいます。
回数は、かなり減りましたが。

個人的に故郷に帰ったような・・。
そんな気になります。

彼の作品で一番有名なのは・・やはり
「走れメロス」でしょうか。
この作品は、小学生の時に読みました。

振り返ると私は、本と音楽と絵が
私の人生に大きく影響しているような気がします。
良い方向へ影響されているといいのですけれど。(苦笑)

(最近ここ・・スッカリ恋愛ネタじゃなくなってる^^;)
まっ。。いいでしょう。
私のページです。(笑)

死ぬまで書き残します。(*^^)v

エドワード F.ベンソン
「自分自身に正直であることはなんと困難なことだろう。
他人に正直である方がはるかにやさしい。」

森鴎外
「己の感情は己の感情である。己の思想も己の思想である。
天下に一人もそれを理解してくれる人がなくたって、
己はそれに安んじなければならない。
それに安じて恬然としていなくてはならない。」

今宵は、この二つの言葉を胸に・・。
明日の未知なる自分の可能性を信じて・・。

血族〈上〉

2005年8月28日 読書
シドニィ・シェルダン作

昨日から、読み始めている本です。
買ったのは、大阪に来てから(多分3年以上前購入)
古本屋で¥95円で買ったもの。^^;
でも、買ったは、いいけど・・中々読めずにいて。(><)
まだ、読み始めて半分くらいなので
サスペンスです。読みやすいと想うのだけれど
展開も速いし・・。
本当だったら、一晩で一冊は、読み終わるタイプです。
寝るより、本を読んでいると楽しいから。
どっぷり、本の世界にハマる私。^^;

この本は、昨日から部屋の掃除をしてて
いらない物は、捨てようと・・整理していた時に
でてきたのです。

彼の本で他に読んだ本は、
「ゲームの達人」(上・下)
「真夜中は別の顔」(上・下)
「時間の砂」(上・下)

ビデオも見た事ありますが、
やっぱり、本で読んでしまったものは、
自分のイメージが、出来上がっているので
映像で見るとそれが、ちぐはぐ感が強いので
私みたいなタイプの人間は、本を映像で見るのは
タブーみたいです。(苦笑)

私は、子供の頃から本を読むのが好きで
でも、ほとんどの本は、引越しの時に
持ってくる事が、できなくて・・
実家の押入れに置いてもらってます。
「本だけは、捨てないで!」と。。^^;

今日も、お片づけ。
中学・高校の成績表が、出てきたり・・
修学旅行や、小学生の頃、
社会人になってからの写真など
色々でてきたり。
昔、もらったお手紙なども。

懐かしいなぁ・・と想いつつ・・
もう、これは、捨ててもいいな・・
と、想うものは、思い切って捨てました。^^;

元旦那さまに送ろうとした手紙・・
大阪に来た時に書いた物だったと想いますが、
送れずに破ったまま、封筒に入れておいたもの
それも、ポイ♪(笑)
内容は、読み返してもいないし、全く憶えてもいません。^^;

今は、再婚して幸せに暮らしてくれているといいな
と、想っています。
人としては、好きですから。
恋愛という相手では、もうそう言う感情が
ないので・・いいのか悪いのか。(笑)

明日から、また一週間が、始まります。
最近、日付と曜日の感覚が、麻痺状態で
ちょっと困り者です。

それでなくても困り者ですが・・。

今日も、尾崎くんのCDを聴いていました。
やっぱり、私は、テレビより音楽っ子みたい。
読書っ子でもあるけど。

明日は、素敵な一日が、皆様に訪れますように・・。

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